CrazyLabsのプロトタイプWorkshop

Wednesday, August 25th, 2021

7つのステップで成功できるハイカジプロトタイプへ

By Rotem Eldor, Head of Game Product

たとえあなたがベテランの開発者だったり、やる気満々のハイカジゲーム開発者だったとしても、皆だれしもが、ゲームのためのプロトタイプ作りから始めないといけないですよね。これからここで紹介する事は、私が社内や、専属の開発スタジオ&パートナー、ハブメンバー(Crazylabs監修のハイカジアクセレーター)ハイカジに開いてきたワークショップの内容、成功の秘訣です。これを読んでいただくことで、あなたの創造力を高め、より精度の高いプロトタイプが作ることができ、マーケタビリティテストを通過し、ハイカジゲームのヒットを生み出せるようになることが目的です

Step 1 - ゲームのサブジャンル設定
ハイカジゲームをデザインする上で、もしかしたらまずテーマを一番先に選ぶ人が多くいるかもしれませんが、まず最初にハイカジのサブジャンルを選ぶことから始めるのもお勧めです。ランナー系、ナレーティブ系、パズル系、シミュレーション系、他にもたくさんありますが、好きなのを選んでください。サブジャンルを選ぶことによりゲームアイディアの方向性やクリエイティブ部分にフォーカスできたり、効率的だからです。また、サブジャンルを決めることでより一層ヒットゲームの必須項目(詳しくはステップ3にて)などに焦点を当てたり、明確なゲームアイディアを考えつくことができやすいのも利点です。

Step 2 - ゲームアイディア
次はまずステップ1で選定したサブジャンルにどのようなゲームアイディアがはまるかを考える時です。どのゲームもはっきりとしたテーマが設定されていて、時にはいくつものテーマから選ぶものもあります。これは幅広く、例えば子供のころ好きだったゲームでもいいですし、最近流行ってるものなんかでもいいです。もしくは、好きなテレビ番組からもアイディアは得られます。妻が最近話していたことなんかもありです。この間は、車の洗車をしていてこれも面白いなと思ったりしました。アイディはどこに転がっているかわからないんです。例えば弊社のTie Dyeはまさに話題のトレンドをヒントにしたもので、セレブやモデルがこぞってタイダイファッションをしているところからアイディアを得て、ゲームにしたらどうなるかと考えたものなんです。下のスケッチがまさにそのアイディア過程のものです。 Tie Dyeスケッチとコアゲームループ:



Step 3 - アイディアを絞り込む
一旦、ゲームアイディアやテーマリストが出来上がったところで、それらを絞り込む必要があります。ここでポイントなのが、私たちの狙いは広いターゲット層であることです。より多くの人にアピールでき、より多くの人にダウンロードしてもらえるようなゲームを作る必要があります。ですから、ニーチェなものや世間のトレンドに反しているものはまず削除する必要があります。とにかくより多くのユーザーが獲得できるようなアイディアに絞ることが大事です。またテーマもより広範囲なターゲットに刺さるものを選ぶ必要があります。その条件でリストを絞ったら、ゲームアイディアの分析に入るために、それぞれのゲームに対して以下の質問を投げかける必要があります:
1.このアイディアの面白さはなにか?
2.どういった見た目がいいか?
3.サブジャンルとテーマの関係性はどうなっているのか?
これらの質問を問いかけることにより、リストは更に縛ることができ、そのリストを基に、具体的に作業に入ることができます。 補足:とはいえ、常にネタ/アイディアリストは確保して降りてください。ハイカジ市場ではスピード感が大事なため、次から次へと乗り換えていく必要があるから、リストを確保しておくことにより、効率よく進めることが秘訣となるからです。例えば一度提出したアイディアや動画のレビューを待っている間にすでに次のプロジェクトの準備をしておくとか。

Step 4 -ゲームの真髄
1. このステップは非常に大事です。ゲーム成功の可能性をあげるべく、以下の3つの重要な質問をしっかりと答えることができなくてはなりません。 ゲームのクリア条件は何か?
クリア条件:プレーヤーが達成感を感じられて、更に次に進みたいと思わせることが大事です。

2. ゲームの失敗条件は何か?
失敗条件:失敗がないゲームを作ることももちろん可能ですが、失敗動画がユーザー獲得に効率的なことを忘れないでください。ゲームに失敗がないものもありますが、もし失敗が存在するならば、失敗条件は何か、ユーザーは失敗したらどんな気持ちになるのかを明確にしなくてはなりません。 動画広告では失敗シーンが非常に効果的であることから、もし失敗シーンがないゲームでも、動画広告の見せ方として、作る場合もたくさんあります

3. プレーヤーがうまくプレーしていく、進化していくには何が必要か?
プレーヤーがどうやったらうまくプレーできるのか、進行過程を明確にすることにより、この先もプレイしてみたいと思わせることです。プログレスのないゲームだと、継続率をキープするのが非常に難しいのは当たり前の話ですよね。プロトタイプを作成中から、将来のレベル設計や、進行過程等をあらかじめ念頭に入れておいてください。開発者としてゲーム開発とともに更にコンテンツを増やしていく事で、プレーヤーを更に挑戦させていくような感覚でいてください。例えば弊社のPhone Case DIYでは初期の段階から、そのような過程が考えられていて、スティッカー、ジュエリー、違った形のケースとかいろいろなメタが直ぐに想像できやすかったのも特徴です。
Phone Case CIY - 初期ステージ コンセプトのスクリーンショット:
この三つの質問は必要不可欠で、これによりいいゲームが成立するか否かが決まります。


Step 5 - コアメカニズム
やっと重要な部分が確立してきたところで、軸となるメカニックを確定する必要があります。これにより、動画広告のデザインやUI/UX、カメラアングル、コントロール設定などに影響がでてくるからです。プレーヤーの見方もこれによっておおきく左右されます。なぜならコアメカニックはプレーヤーのゲームに対する”感覚”に大きく関わり、これにより独自のゲームアイディアとコピーキャットとの差をつけられるからです。このプロセスが弊社との主なやり取りの中心部分であります。

Step 6 - ゲームの操作性
タップ、ホールド、スワイプ、タイミングタップ、ジョイスティック、他のコントロール等、このステップを決定してから、最終ステップに進無ことができます。サブジャンルによってはすでに確立された操作性がある事を忘れないでください。だからと言って同じことをする必要はありません。違いを出すことが大事なんですから。しかし、変更する前にこの操作性がプレーヤーのモチベーションを高めるものなのかを考える必要があります。一般的に、人はあまり変化を好むものではありませんので、慣れ親しんだ操作性の方がオーディエンスを惹きつけやすかったりします。

Step 7 - ストーリーボード
今までのステップをちゃんとたどってきたならば、プロトタイプのマーケタビリティテスト用の動画をつくるのに必要な全てが整っていると思います。いよいよ最終ステップのストーリーボードを作ります。通常の広告制作プロセスと同じですね。ストーリーボードを作ることによって、より最適な動画を作ることができます。弊社のストーリーボードは以下が組み込まれています:
1. 3秒ルール:最初の3秒まででどんなプレイなのかがわかる事。どのように動画を組み立てるかも、これによって影響されてきます。
2. クリアの瞬間(達成感あるもの)
3. 失敗の瞬間
4. Wowモーメント - WINモーメント(クリアの瞬間)とは同じものではありません。WOWモーメントはプレーヤーがみていて”おお!”とさせたり、もう一度プレイしたくなるような要素のことです。 ゲームからこんな満足感が得られるんだぞ、と見せることが大切です。もちろんクリアの瞬間がWOWモーメントになることもありますが、その前後と一緒に見せてあげるのが重要です。例えば弊社のTie Dyeでは、クリアの画面がでる前のシーンから見せたりしています。 ストーリボードが出来上がった段階で、動画広告をそれぞれのチャンネルの長さやサイズで作ることができます。

ここまでがプロトタイプworkshopでした。これが参考になって、皆様とより一層ヒットに近いプロトタイプ制作ができることを願っております。何か質問やご意見等ありましたらお気軽にお申し付けください。

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